京都のランチならここ!地元編集部が内緒で教えるカフェごはん5選

カフェの雰囲気は好きだけど、ごはんの量が少なくて物足りない…、正直ごはんの味は期待していない…と思っている方はいらっしゃいませんか。数多ある京都のカフェの中でも、地元編集部が友人にだけこっそり教える、ごはんがおいしいお店をご紹介します。

まつはの「一汁三菜」

01.趣ある京町家でいただく、手づくりのおばんざい。

京町家をリノベーションした趣ある隠れ家カフェ「まつは」では、営業時間の間中、食事やスイーツ、ドリンクが楽しめます。中でも人気なのが写真の「一汁三菜」800円。旬の食材を使い、丁寧につくられたやさしい味わいが魅力です。献立は3日ほどで変わるので、「いつ来ても楽しめる!」と常連さんも多数。「一汁三菜」のほか、「本日のお食事」は、ごはんとデザート、飲み物までついて1,500円。ボリュームたっぷりで、食いしん坊さんにおすすめです。

まつはの店内
間接照明が心地よい店内。話に花が咲き、ついつい長居してしまいそう。
まつはの外観

まつは

【住所】京都市中京区晴明町671
【電話】075-231-7712
【営業時間】10:00〜22:00(L.O.21:00)
【定休日】日曜、月曜

02.サブカル女子必見! ポップな店内でいただく健康的なしっかりごはん。

きんたんちプレート

京都の今出川通りを歩いていると、ひときわ目をひくポップな外観のカフェ「きんたんち」。こちらでは、ひじきやポテトサラダなど、店主のきんたさんが手づくりする栄養バランスがよく、たくさん食べたい人の胃袋をやさしく満たしてくれるごはんが評判です。写真は、きんたんちプレート(ドリンクorスープ付)980円。もっと食べたい方は、約1合(330g)のごはんバージョン1,180円もあります。

きんたんち店内

カラフルな雑貨が所狭しと飾られた店内。ポップな空間は、そこにいるだけで童心に返れそう。畳席もあり、まるでおうちのようにほっこりできます。明るく元気なきんたさんとのおしゃべりを楽しみに来るお客さんも!

きんたんち外観

きんたんち

【住所】京都市上京区今出川通千本東入般舟院前町141-2
【電話】075-441-0496
【営業時間】11:00〜19:00
【定休日】日曜

03.京都を代表するカフェさらさで、店舗限定のたまねぎカレーに舌鼓。

パウサのカレーライス

京都で愛されるカフェの代表格で6店舗を有する「カフェさらさ」。各店舗ごとの自由な空間作りと多国籍で豊富なメニューが特徴で、女性客やカップルを中心に賑わいます。今回ご紹介するのは、京都市役所から5分ほどの場所にある「サラサ麸屋町PAUSA」。数あるメニューの中でもイチオシが「パウサのカレーライス」900円です。大量のたまねぎを数時間炒めてつくった、たまねぎの甘みと旨みがぎゅっと詰まった味わいが人気! スイーツメニューもあるので、食後のデザートまで存分に楽しめます。

サラサ麸屋町PAUSAの外観

サラサ麸屋町PAUSA(パウサ)

【住所】京都市中京区麩屋町通三条上ル弁慶石町38-1
【電話】075-212-2341
【営業時間】11:30〜22:00
【定休日】不定休

04.和とフレンチが融合した、京都らしい創作おかずが話題!

omo cafêごはんプレート

京町家を再生した京風情あふれる「omo cafê(オモカフェ)」。本格フレンチのシェフの手で、丁寧につくられる和とフレンチを融合した創作おかずは、素材がいきたやさしい味わいが魅力です。野菜や魚、肉など、栄養のバランスもよいので、老若男女を問わずに訪れます。京町家の落ち着いた雰囲気に、つい長居をしてしまう人も! 写真は、「omo cafêごはんプレート」1,550円。(+100円でごはんを大盛りにできます。)また、もっといっぱい食べたい人には「よくばりプレート」(前菜盛り合わせ・メイン料理・デザート・珈琲・ごはん・お味噌汁)2,600円も。

omo cafê(オモカフェ)の1階
和モダンな雰囲気の1階席。差し込む光が心地よい。
omo cafê(オモカフェ)の2階
2階に上がると、落ち着いた雰囲気の座敷席が。
omo cafê(オモカフェ)の外観

omo cafê(オモカフェ)

【住所】京都市中京区錦小路通麩屋町上ル梅屋町499
【電話】075-221-7500
【営業時間】11:00〜21:00(L.O.)
【定休日】不定休

 

05.フランス料理店の多い京都で見つけた、ガレット専門店!

ヌフクレープリーのガレット

2018年、日仏友好160周年記念を迎えた日本とフランス。国際都市・京都市には、パリ市との交流を表すイベントやモニュメントもあり、多くのフランス料理店が軒を連ねています。そんな京都で、ガレット発祥の地・フランスのブルターニュ地方で食べ歩き、味を研究したという店主の藤井さんが営むガレット専門店が「ヌフクレープリー」。ガレットは外はカリッ、中はモチッとした生地に、野菜を多めにトッピングしているので、女性にも評判です。写真は「アボカドと生ハムのサラダと合挽肉ミートソースのガレット」1,350円(ドリンク付)。ほか、さまざまな味わいがあるので、お好みのものを選んで楽しむことができます。おなかも心も満たされる、優雅なランチタイムをお過ごしください。

ヌフクレープリーの店内
ハイセンスで落ち着きのある店内は、どこかゆったりとした時間が流れている。
neuf creperie. の外観

neuf creperie. (ヌフクレープリー)

【住所】京都市中京区夷川通高倉西入山中町550-1
【電話】075-200-4258
【営業時間】9:00〜18:30(L.O.)
【定休日】水曜、第4木曜

素敵な空間とおいしいごはん。2拍子揃ったとっておきの京都カフェ5選をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。本当は内緒にしておきたい、編集部のおすすめ店です。カフェののんびりとした空間のなかで、しっかりと栄養もチャージして、健やかなじかんを過ごしてみてはいかがでしょうか。

※価格はすべて税込・取材当時のものです。

(写真 岡森大輔 平谷舞)

 

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取材・文=米村めぐみ
よねむらめぐみ●月刊『茶の間」編集部員。出社したらまずはお茶!仕事中はお茶ばかり飲んでいるといっても過言ではないほど、日本茶が好き。作家ものの湯呑など、うつわあつめが趣味。おいしい茶菓子にも目がありません。