抹茶スイーツを手づくり⁉︎ 京都同志社大学のワークショップに潜入!

今、ちまたでは京都の抹茶スイーツが大人気!その理由を探るべく、宇治抹茶を使ったスイーツとラテアートづくりが体験できる、同志社大学のワークショップに潜入してきました。一体、抹茶スイーツのなにが人々の心をくすぐるのか⁉︎ 徹底レポートします!

プレートアートとラテアート

ワークショップ開始!まずはおいしいお茶の淹れ方からレクチャー

今回潜入したワークショップは、同志社大学商学部の高橋ゼミと宇治田原製茶場のコラボレーション企画第2弾。会場となった同志社大学今出川キャンパスのレストランカフェ「アマーク ド パラディ 寒梅館」にも高橋ゼミの学生さんが協力を依頼。快く引き受けていただいたそうです。

同志社大学ワークショップ

今回は参加者が宇治抹茶を使ったプレートアートやラテアートにチャレンジします。まずは宇治田原製茶場さんから、お茶を淹れる温度や時間と渋みや甘みなどの関係についてのわかりやすい説明がありました。参加者一同、真剣な表情でフムフム。おいしいお茶の淹れ方にはやっぱりコツがあるんですね。

プレートアートやラテアートって意外と難しい……でも、楽しい!

プレートアートのトッピング

その後は、宇治田原製茶場の人気商品であるモナカに、高橋ゼミの学生さんがアイデアを出し合って用意した、さまざまなトッピングをのせてスイーツのプレートを完成させていきます。小倉あん、こしあんの2種のあんこの他に、宇治抹茶、生クリーム、マスカルポーネチーズ、ジャム、ドライフルーツ、ナッツ、チョコレートなどなど、たくさんトッピングがあって目移りしそう!参加者の皆さんも「どれを入れようかな〜」と悩みながら上手に組合せていました。

ワークショップの様子

そしていよいよお待ちかねのラテアートづくり。高橋ゼミの学生さんによると、爪楊枝やくしに抹茶ソースをしっかり染みこませ、素早く描き上げるのがポイントなのだとか。皆さん「難しい!」と苦戦しながらも、動物や植物など、難易度の高いデザインに挑戦していたのが印象的です。

ワークショップの様子

できあがったスイーツと抹茶ラテアートは、参加者一人ひとり全然違うものに!色使いや配置などにそれぞれの個性が出ていて面白い!と感じました。

またこの日、宇治田原製茶場さんより供されたこいまろ茶の冷茶も「甘くてまろやか」「色がきれい」と参加者の皆さんに大好評。こいまろ茶にも宇治抹茶がブレンドされているので、スイーツ・ラテ・お茶すべてに宇治抹茶が含まれた、まさに抹茶づくしのイベントとなりました。

子どもから大人まで大満足の1 時間。感想はいかに…?

このワークショップに参加されていたのは、小さいお子さんやママ、学生、会社員の方など、およそ30名。1部と2部に分けて2回開催されました。スイーツのプレートと抹茶ラテが完成し、実食中に感想を伺ってみると……。

ワークショップ・親子

(2人の子どもさんを連れていたママ=写真)

「子どもも大人もすごく楽しめました!モナカスイーツも抹茶ラテもおいしかったし、一緒にいただいたこいまろ茶の冷茶も甘くて飲みやすかったです。普段は麦茶ばかりだけど、緑茶も飲みたいなと思いました」

その他の方々も……

(同志社大学の卒業生)

「同志社大学 髙橋ゼミのTwitterで知り、ラテアートがしたくて友達を誘って来ました。体験がとても楽しくて童心に戻った感じです(笑)。抹茶スイーツは美味しくてSNS映えするのがいいですよね!」

(ご夫婦で参加されていた方)

「なかなか家ではできない体験ができて大満足です!抹茶ラテが好きでこの前もカフェで飲みましたが、こっちのほうが断然おいしかった。抹茶の香りや味が濃かったです。この抹茶ラテ、いつもこのお店で出してくれないかな〜」

(同志社大学の学生)

「ラテアートは難しかったけど楽しかったです。普段はペットボトルのお茶を飲むことが多いのですが、家でも抹茶ラテをつくったり急須でお茶を淹れたりしたらかっこいいですよね。今日はお土産に急須をいただいたので、家でもチャレンジしてみようと思います!」

(お友達と参加の主婦の方)

「お茶は風邪やインフルエンザ予防にいいと聞いて、冬はよくあったかい緑茶を飲んでいます。抹茶はあんまり得意じゃないんですが、この抹茶ラテはおいしかったです」

親子でワークショップ

抹茶スイーツ人気の秘密は、ヘルシーさと美しさ⁉︎

今回ワークショップに潜入し、参加者の感想を聞いてわかったのは、抹茶スイーツは子どもから大人まで誰にでも喜ばれるということ。もともと緑茶に慣れている日本人には、甘みと苦みが絶妙にマッチした抹茶の味がとてもおいしく感じられるのかもしれません。

また抹茶は和風、洋風どちらにもアレンジできて、ほろ苦さがあるから甘いスイーツにぴったり!今回も抹茶とあんこの組合せだけでなく、生クリームやチョコレート、オレンジマーマレードなど洋風の組合せを楽しみましたが、なににでも合うのが抹茶の懐の深さを実感しました。

SNSにアップ

そして若い女性たちの間で大ブームとなっている背景には、健康志向の高まりやSNS の流行もあると思います。抹茶にはビタミン、カテキン、ミネラル、サポニンといった栄養成分が含まれいてヘルシー。しかもスイーツに使われる他の食材にはあまりない美しいグリーンで、SNS映えもバッチリ!

今回のワークショップでも完成したスイーツや抹茶ラテを写真に撮り、すぐにSNSへアップする様子が見られました。抹茶とスイーツの魅惑のマリアージュ。まだまだ新しい楽しみ方がありそうで、これからも目が離せませんね。

高橋ゼミメンバーと店長
同志社大学 高橋ゼミの皆さんと、「アマーク ド パラディ 寒梅館」の名物店長

アマーク ド パラディ 寒梅館

住所/京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103
同志社大学寒梅館1F
電話/075-251-0880
営業時間/ランチ11:00〜16:00(L.O.)
ディナー17:00〜22:00(L.O.)
カフェ11:00〜22:00(L.O)
定休日/不定休