お茶を取りまく文化を伝える月刊『茶の間』の 「WEB版」がオープンしました。

世の中のあらゆるものがデジタルへとシフトしている昨今、現代人の世界観は大きく変化しています。
「昔から変わらないお茶の魅力を、どうやって伝えたらいいのか」私たちはブレストを重ねてきました。

そんな私たちの指針となる言葉のひとつに「不易流行(ふえきりゅうこう)」があります。

不易流行を辞書でひくと、「いつまでも変化しない本質的なものを忘れないなかにも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと」とあります。
さらに読み進めると、「新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質である」という言葉が続きます。

宇治田原町の空
宇治田原町の空

「日本茶という文化」をずっと「変わらずに」大切にしていきたいから。時代に合わせてWEB版 月刊『茶の間』のオープンという変化への道を、私たちは決断しました。今後は週に1度のペースで、記事を更新していきます。今、みなさんの声が、これからの私たちの指針です。「この記事がおもしろかった」「こんな記事があれば読んでみたい」「こんな調査をしてほしい」「日本茶についてこんなことが気になる」など、どうぞ気軽に、意見や感想をお寄せください。私たちの励みになります。

大正7年(1918年)、1枚のハガキでのやりとりが発展して昭和55年(1981年)に創刊した、月刊『茶の間』。そして、平成30年(2018年)にWEB版 月刊『茶の間』をオープンしました。私たちは、変わらないものを大切にするために、変わり続けていきます。ぜひ、WEB版 月刊『茶の間』で、さまざまな日本茶をとりまく文化の魅力に触れて、日本茶を好きになってください。

半世紀以上、茶に向かい続ける。宇治田原製茶場の茶師、安井徳昭。
半世紀以上、茶に向かい続ける。宇治田原製茶場の茶師、安井徳昭。