血管年齢に効果があるって本当?医学博士推奨のしょうが緑茶健康法

今、新たな緑茶健康法が大きな注目を集めています。それが「しょうが緑茶」。「緑茶にすりおろしたしょうがを加えるだけで、ものすごい健康パワーが生まれる」とテレビ番組で解説するなど、メディアに引っ張りだこの平柳要先生にお話をうかがいました。

しょうがと緑茶

エピガロカテキンガレートには驚くべきパワーが!

緑茶が健康によいといわれているのは「カテキン」という成分によるものです。カテキンの効果としてあげられるのは、抗酸化力や抗菌力、からだを守る働きなど数多くあります。そのカテキンは実はひとつではありません。緑茶に含まれるカテキンには主に「エピカテキン」、「エピガロカテキン」、「エピカテキンガレート」、「エピガロカテキンガレート」の4種類があります。その中で近年、急速に医学論文の数が増えるなど、高い健康効果で注目を集めているのが、エピガロカテキンガレートです。

そのエピガロカテキンガレートの何がすごいのかというと、抗酸化力が並外れて強いのです。ビタミンCの約7倍、ビタミンEの約14倍もの抗酸化力があり、過剰に発生した活性酸素を消去する力が期待されます。エイジングケアや健康維持にはとても有効です。しかもこのエピガロカテキンガレートは、紅茶や烏龍茶には含まれていない、緑茶特有の成分なのです。

さまざまな健康パワーに期待の最強コンビ!

しょうがと緑茶のコンビ

このように、食品の中でも群を抜いて健康によい緑茶ですが、あるものを加えるとさらに健康パワーがグンとアップすることがわかりました。それが「しょうが」なのです。古来、しょうがは、からだによい食材として生活に取り入れられてきました。1800年前に書かれた中国の古医書の中にすでに登場し、温める力やからだの調子をととのえる力など、さまざまな働きが確認されている、まさに健康食材の王様ともいえます。

食品には他のものと組合せた方が、栄養面での吸収がよくなり、健康パワーがさらにアップするものがあります。2つの食材による健康パワーには、サラサラをサポートしたり、食事に含まれる糖や脂質といった生活習慣対策への働きがあるなど、緑茶としょうがは健康長寿への最強コンビとも言えます。

約80度、1日6杯がポイント!

しょうが緑茶を飲む女性

しょうが緑茶の作り方はいたって簡単です。150㎖のお湯で淹れた緑茶(煎茶)に、皮ごとすりおろしたしょうが5gを加えるだけです。この時に気をつけていただきたいのがお湯の温度。緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートは、低温では抽出されにくく、約80度のお湯で淹れた時に最もよく抽出されることが明らかになっています。また、しょうがに含まれる温める働きに期待の「ショウガオール」という成分は、80度前後に加熱すると成分量が増えるので、しょうが緑茶を作る際は、約80度のお湯がポイントになるのです。

このしょうが緑茶を、毎日の食事の前後に一杯ずつ飲むのが理想です。つまり1日6杯飲めば、さまざまな健康パワーが期待できるでしょう。

 

平柳先生は、三日坊主にならず、毎日飲み続けることが何よりも大切だとおっしゃいます。普段のお茶をしょうが緑茶に代えて、エイジングケアを目指した健康習慣を、今日から始めてみてはいかがでしょうか。

平柳要

食品医学研究所
医学博士
平柳要先生

ひらやなぎかなめ●東京大学大学院医学研究科修了。医学博士。ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の客員研究員などを経て、現在は株式会社食品医学研究所の代表兼所長。健康食材の効能研究の第一人者として、テレビやラジオに多数出演。

しょうが緑茶健康法の表紙
平柳先生の最新著書

『病気にならない!しょうが緑茶健康法』

定価:本体1,300円+税
著者:平柳要
ISBN978-4-7631-3665-7 C0036
出版社:サンマーク出版
https://www.sunmark.co.jp

planmake_maeda

取材・文=前田尚規
まえだなおき●月刊『茶の間」編集部員。3児の父。編集部内でのお茶博士(決して日本茶インストラクターではない)。その薄い知識をひけらかし、ブイブイ言わしているとかいないとか。休日に子どもたちと戯れるのが唯一の楽しみ。