保護猫、インスタ猫。超絶かわいい 人気猫の共通点「飼い主が実は…」

〈しもしも?〉← Instagram にアップされる写真に、 飼い主・さきさんが添える一言コメントも大人気。
〈しもしも?〉← Instagram にアップされる写真に、 飼い主・さきさんが添える一言コメントも大人気。

投稿写真やコメント、ハッシュタグが大人気のぐっぴー

今、国内外で空前のブームになっている猫。そのブームを率いているのが、Instagram やTwitter などのSNS、あるいはブログといった、ネットの世界で大人気の猫たちです。今回は、フォロワー数約15 万人(2018 年8月時点)という、人間顔負けのファン数を誇るインスタ猫「ぐっぴー」(5 歳・♂)をご紹介。気を許した飼い主にだけ思わず見せちゃうスキだらけの瞬間、そして人気猫を陰で支える飼い主の素顔とは…。

〈で、相談ってなにかな。〉本当にこうして座っているそう...。
〈で、相談ってなにかな。〉本当にこうして座っているそう...。

どんな時も絶対に癒される。ブログランク上位の理由は…

哀愁漂うしょんぼり顔に、むっちりボディ。Instagram や ブログ、写真集でその脱力感に癒され、クセになる人が続出中の ぐっぴー。クスッと笑える写真と、 そこに添えられる絶妙なコメント が人気を博しています。 中年男のように座る姿に“ お冷、 まだ?”。ねずみのおもちゃに舌 舐めずりする姿に“ 男は黙って丸呑み”。お股の白い模様に“ 白パンティ” などなど...。後で思い出し笑いしちゃうほど、胸にグッとくるクオリティー。どうやって撮影・コメントしているのでしょう。「ぐっぴーが自然とよくする人間みたいなポーズを逃すまいと、 スマホ片手につねにスタンバイしています。コメントは、私の中身 が本当におじさんで。深く考えず思いつきで書いているうち、おじさんキャラになっていました」裏側を教えてくれたのは飼い主・さきさん。同居人のともさんと一緒に、通称「さきとも」として、日々ぐっぴーのお世話と発信を続けています。

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左:〈君のお尻に乾杯☆〉絶妙なお下品要素もご愛嬌!
右:〈フェイシャルマッサージ。〉小顔にはならなかったとか。

上:〈君のお尻に乾杯☆〉絶妙なお下品要素もご愛嬌!
下:〈フェイシャルマッサージ。〉小顔にはならなかったとか。

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左:〈お前どこ中じゃ!〉「〇〇中学です!」と答えたくなる!
右:〈My Breakfast. 男は黙って丸呑み〉ぺろっと出した舌に注目! ——総撮影枚数 20,000 枚以上から厳選したほんの一部。毎日更 新されるので、公式Instagram で要チェック!

上:〈お前どこ中じゃ!〉「〇〇中学です!」と答えたくなる!
下:〈My Breakfast. 男は黙って丸呑み〉ぺろっと出した舌に注目! ——総撮影枚数 20,000 枚以上から厳選したほんの一部。毎日更 新されるので、公式Instagram で要チェック!

駐車場で瀕死だったところを救われた幼少期。
駐車場で瀕死だったところを救われた幼少期。

ペットショップではなく、雑種。実は飼い主は…

ぐっぴーはもともと、生後一ヵ月の頃にさきさんに拾われた「保護猫」だったとか。瀕死状態でしたが、さきさんが懸命に介護。元気になり、今では多くの人々に元気を与える側の存在になったのです。「 日本はもちろん、世界中から反響をいただきます。ぐっぴーを見て癒された、つらいことが吹き 飛んだ、笑顔になれたって。ペットショップのねこもすごくかわいい。でもぐっぴーを見て、保護猫もいいなって思ってほしいです。 これから猫を飼う一人でも多くの人に、選択肢に入れてもらえたらと願っています」 素顔は甘えん坊で寂しがり、誰に対しても人懐っこいというぐっ ぴー。唯一無二の愛されキャラを生かした“ 三人六脚” の活躍から、 今後も目が離せません。

今をときめく人気猫も、実はもともと捨て猫・迷い猫。そして飼い主さんが“ 保護猫親(派)” である場合が多
いそうです。弱った子猫を拾って病院に連れて行ったり、譲渡の交流会で出会い家族になったり。与えたぶんの幸せを、いえ、その何倍もの幸せを贈り返してくれる、超絶かわいい猫のことを、次回以降もご紹介していきます。

【茶の間さま】E-ぐぴ本

『お太りさま猫 ぐっぴー ぐぴ本』
(小学館、定価1,404 円)
ぐっぴーのマル秘情報が凝縮した一冊。
特製ステッカーとぐっぴーお面の特典付!

WEB茶の間限定ぐっぴー動画、一挙公開中!

泥棒猫ぐっぴー

お気に入りの爪研ぎ台の全貌…!

泥棒猫ぐっぴー Part2.

飼い主目線!

噂の“行かないで”攻撃がコレ!

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取材・文=玉井雄大
たまいゆうた●月刊『茶の間」編集部員。滋賀県出身。自然や映画、銭湯、禅、詩、酒など“本質を語れるものごと”好き。茶道もその一環ですが、第一子誕生によりお休み中。今は流派にとらわれず、お家でセルフ抹茶を楽しみます。