22 時以降来店 OK !編集部おすすめの京都の夜遅美味ごはん8選

夜の観光も楽しい京都。だけど閉まるのが早いお店も多く夜遅くてもしっかり食べたいのに! という人も多いはず。そんな夜遊び派に知っておくと使える三条〜先斗町エリアのおばんざいやイタリアン、カフェまで、22 時以降でも入店できる保存版 8 軒のお店を紹介。

Café Bistrot AUX BONS MORCEAUXの店内

01. Café Bistrot AUX BONS MORCEAUX 〜河原町三条〜

01. Café Bistrot AUX BONS MORCEAUX 〜河原町三条〜

L.O.23 時なのに本格仏料理が味わえる小粋なビストロ

馬肉のタルタル(2,700円)はフライドポテトとサラダ付き

ここはまさに「京都にあるフランス空間」。おしゃれで小粋なビストロで、フランスの美食の街・リヨンの料理を味わえると評判です。ブータンノワール(豚の血のソーセージ)やアンドゥイユ(豚肉の燻製ソーセージ)など伝統的な一品のほか、クロックマダムやニース風サンドイッチといった、カフェメニューも閉店まで楽しめます。おすすめは馬肉のタルタル(2,700 円)はフライドポテトとサラダ付き。グラスワインは 500 円〜とお手頃です。

Café Bistrot AUX BONS MORCEAUXの外観

【住所】京都市中京区河原町通三条上ル東入恵比須町 534-18 ステラム 1 F
【電話】075-212-8851
【営業時間】8:00 〜 10:00、12:00 〜 16:00、17:30〜 24:00(フードの L.O. は 23:00)
【休日】第 3・第 4 木曜日
【HP】 http://www.bonsmorceaux.jp

02. 京家 KIYOMIZU 錦麩屋町 〜麩屋町通〜

02. 京家 KIYOMIZU 錦麩屋町 〜麩屋町通〜

京都に来たからには! L.O.23 時でも京町家でいただけるおばんざい

京家 KIYOMIZUの料理

日替わりのおばんざいから、本格的な京料理まで、京野菜や京都の食材をつかった味が並ぶ「京家 KIYOMIZU」。こちらでぜひ味わいたいのが、京の食材が楽しめるおばんざい(単品(486 円〜)と盛り合せ(4種 1,080 円〜)。ひとつずつ丁寧につくられたおいしさを堪能できます。名物のひつまぶし(2~3 人盛 1.944 円)もお見逃しなく。また、料理に合う地酒をはじめとした日本酒や果実酒なども数多く取り揃えています。京町家が醸す、穏やかで落ち着いた雰囲気の中、料理とお酒でほっこり癒される時間を過ごしてはいかが。

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【住所】京都市中京区麸屋町通錦小路上ル梅屋町 493 路地奥
【電話】075-205-5442
【営業時間】17:00 〜 23:30(L.O.23:00)
【休日】不定休

【HP】http://www.kyoya-kiyomizu.com

03. 先斗町 百練 〜先斗町〜

03. 先斗町 百練 〜先斗町〜

2軒目にもいい! 地元民から愛されるお店で湯豆腐や京漬物に舌鼓

先斗町 百練

先斗町(ぽんとちょう)歌舞練場の南隣に位置する「先斗町 百練」。夏には鴨川納涼床もあります。350 円からのアラカルトを注文するスタイルで、気軽に利用できると観光客はもちろん、地元の人からも人気です。京の台所・錦市場の「近喜(きんき)」の豆腐を使った湯豆腐や京漬物盛合せ、ホルモンと特製キムチダレの組み合せがやみつきになる、赤チリトリといった名物料理も見逃せません。

先斗町 百練の店内

【住所】京都市中京区先斗町通三条下ル橋下町 133-1 エメラルド会館 1F 奥
【電話】075-255-4755
【営業時間】17:00 〜 23:00(5 月・9 月のみ 12:00 〜
15:00、17:00 〜 23:00)
【定休日】無休
【HP】http://pontocho-hyakuren.com

04. 内儀家(かみや)〜木屋町〜

04. 内儀家(かみや)〜木屋町〜

ひとりでも気軽に入れる! 夜こそ滋養たっぷりの山椒料理を

内儀家のおばんざい盛合せ

「夏場は、友釣りの天然ものの鮎もお出しするんですよ」と話すのは店主。ご自身の地元である京都・美山産の食材にこだわった料理が楽しめます。自家農園で無農薬栽培している山椒を使った料理の中でも赤山椒を使った珍しいポテトサラダなどが味わえるおばんざい盛合せ(1,800 円)がおすすめ。爽やかな香りや風味を求めて訪れるファンも多く、店主と「山椒談義」に花が咲かせています。

内儀家の外観

【住所】京都市中京区木屋町通二条下ル上樵木町 495-1 伊藤ビル 1F
【電話】075-212-5769
【営業時間】17:00 〜 23:00(L.O.22:00)
【定休日】火曜 【HP】https://kamiyakyoto.wixsite.com/kamiya

05. il pozzo 〜西洞院三条〜

05. il pozzo 〜西洞院三条〜

夜の空腹もしっかり満たしてくれる京町家イタリアンで手打ちパスタを

il pozzoの料理

築 100 余年の町家の坪庭が見える風情漂う空間で、選りすぐりのワインとともに、丁寧につくられたイタリアンをいただきませんか。カウンター、テーブルのほか、掘り炬燵の座敷もあり、多様なシーンに合せて利用できます。旬の食材を使った、手打ちパスタは 20 種ほどのバリエーションがあります。もちもちの食感を、ぜひご堪能あれ。

il pozzoの外観

【住所】京都市中京区西洞院通三条下ル柳水町 77-2
【電話】075-257-8282
【営業時間】11:30 〜 14:30、
17:30 〜 22:00
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日が定休日)
【HP】 http://www.ilpozzo.jp

06. ワインと炭火焼き 隠家(なばりや)〜先斗町〜

06. ワインと炭火焼き 隠家(なばりや)〜先斗町〜

夜遅くだけどがっつり食べたい! 炭火焼きで味わうジビエ肉

ワインと炭火焼き 隠家の料理

厳選されたお肉と季節の食材を炭火焼で堪能できるのがこちら。おすすめは鹿やキジなど希少なジビエの数々です。じっくりと焼き上げることで肉汁を閉じ込め、ジューシーな仕上がりに。肉の滋味が存分に味わえます。炭火焼鹿ロース(1,620 円)は旨みが口に広がります。生ハムの盛合せ(1,296 円)も外せません。ジビエシーズンの冬期にはヒグマやアナグマも提供予定だとか。赤、白、スパークリングと多彩にそろうワインをおともにぜひ。

ワインと炭火焼き 隠家の店内

【住所】京都市中京区先斗町通四条上ル 弥栄ビル先斗町 2F
【電話】075-252-4444
【営業時間】月〜土・祝前日 18:00 〜翌 2:00(L.O.1: 30)、
日・祝日 17:00 〜 24:00 (L.O.23:30)【定休日】不定休
【HP】
http://www.nabariya-pontocho.com

07. Bar K家 本館 〜六角通御幸町〜

07. Bar K家 本館 〜六角通御幸町〜

2軒目には大人の隠れ家でしっとりと 名物カクテルと過ごす京の夜

Bar K家 本館

細いアプローチの先に風情ある空間が広がる隠れ家のようなバー。「桜花爛漫」というはちみつのお酒と炭酸ガスのムースカクテルなど、眺めているだけでも心躍るようなメニュー名が並びます。名物のエスプレッソカクテル(1.458円)には自家製の生チョコが添えられています。夏場には、スイカなどを使ったオリジナルのフルーツカクテルも。特別な京都の夜に訪れてみては?

Bar K家 本館店内

【住所】京都市中京区六角通御幸町西入ル八百屋町 103
【電話】075-241-0489
【営業時間】月・水〜木・日 18:00 〜 26:00、金・土 18:00 〜 27:00
【定休日】火曜

08. Cao CaFE Ishikawa 〜三条通新町〜

08. Cao CaFE Ishikawa 〜三条通新町〜

〆にはやっぱりスイーツ! 食事もお酒も欲張りに楽しめる夜カフェ

Cao CaFE ishikawaのスイーツ

細いアプローチの先に風情ある空間が広がる隠れ家のようなバー。「桜花爛漫」というはちみつのお酒と炭酸ガスのムースカクテルなど、眺めているだけでも心躍るようなメニュー名が並びます。名物のエスプレッソカクテル(1.458円)には自家製の生チョコが添えられています。夏場には、スイカなどを使ったオリジナルのフルーツカクテルも。特別な京都の夜に訪れてみては?

Cao CaFE ishikawaの店内

【住所】京都市中京区三条通新町西入ル釜座町 31
【電話】075-211-1814
【営業時間】月〜木 12:00 〜 15:
00(ランチ)、18:00 〜 25:00(フードL.O. 24:00)
金土日祝 18:00 〜 27:00(フード L.O. 25:00)
【定休日】不定休
【HP】
http:/ www.okazuya-ishikawa.com/ caocafe/index

夜の京都をしっかり楽しむ夜遅ごはんのお店はいかがでしたか。寺社仏閣の閉まる時間に合せて昔ながらのお店は案外、閉店時間が早い京都の街。しかし、季節ごとに夜の伝統行事や特別拝観、新しいイベントなど、夜の行事も増えています。そんな京都の夜を目一杯楽しんだあとにしっかりおいしい夜ごはんを食べて、最大限、京都観光をお楽しみください。

※記事は2019年7月時点の情報です。

 

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planmake_niimi

取材・文=新見麻由子
にいみまゆこ●月刊『茶の間」編集部員。徳島県出身、歴史や文化、レトロなものに憧れて京都へ。休みの日は、散歩や自宅でお茶を片手に本を読みながらまったり過ごしたい。季節を感じる和菓子やお花に興味がでてきた今日この頃。