本物のお茶のおいしさと、その先の未来のために。 私たちが「急須」を大切にする理由。

近年、ペットボトルのお茶が普及し、急須でお茶を淹れることを知らない子どもや急須でお茶を淹れない家庭が増えています。このままでは急須で淹れた、本物の日本茶のおいしさ、ひいては日本の茶文化が途絶えてしまう。そんな危機意識をもつようになりました。

宇治田原で新しい緑茶を生み出した永谷宗円の想いを受け継いで、緑茶のほんとうのおいしさを伝えていくのが、ここ「宇治田原」の名を冠する、お茶屋の使命です。

その一環で始めたのが、「茶育」です。その名の通り「食育」を基本におきながら、お茶の淹れ方の出張授業を実施しています。急須でのお茶淹れを初めて体験する子どもも多く、親御さんや先生方からも高い評価をいただいています。

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お茶淹れを通じて、おいしさだけでなく、一連の所作のなかで生まれる心のゆとりや誰かにお茶を淹れることで、おもてなしの心も芽生えると考えています。
ひとりひとりの心が豊かになることが、日本全体が豊かになることにつながっていく。こうした活動がきっかけとなって、「急須で淹れるお茶の大切さ」が次世代に継承されていくと信じています。

これが、私たちが急須を大切にする理由です。

多様な感性にあった、さまざまな選択肢を取り揃えたいから。日本茶がおいしく入る急須が手に入るWEBサイト「急須百貨店」もございます。バイヤー選りすぐりの急須が並んでいます。